| 30・01・2012 「一葉松を待つ」 |
| 2011年3月11日に起きた東日本大震災からはや10ヶ月が経ちました。 |
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| まだまだ復興には時間がかかるとは思いますが、一日も早い復興を心からお祈り申し上げます。 |
| そんな被災地から、先日うれしいニュースが新聞に掲載されていました。 |
| その記事とは、福島県南相馬市の海沿いにある県指定天然記念部物「泉の一葉マツ」が津波で損傷せず、海水による塩害にも打ち勝って生き残っているという内容でした。 |
| この一葉マツは、海岸から約1.5キロにある推定樹齢約400年のクロマツで、高さは約8メートル、枝は四方に約14メートルに及んでいます。 |
| クロマツは細長い二つの葉がV字形の「二葉」が一般的であるのに対し、「泉の一葉マツ」は「一葉」が混ざっているのが貴重とされ、1955年に県天然指定物に指定されたそうです。 |
| また、かつて武蔵坊弁慶がこの地で長者屋敷を焼き払った際、燃え盛る屋敷の様子をこのマツに腰かけて眺めていたという伝説があり、「弁慶の腰かけマツ」「弁慶松」の別名でも呼ばれているそうです。 |
| 少し前には岩手県陸前高田市の名勝「高田松原」の約7万本のマツのうち、唯一残った「奇跡の一本マツ」が周囲に鉄板を打ち込んだり、地中の海水を吸い上げたりという必死の保存活動の努力も実らず、残念ながら塩害による根腐れで再生不可能として保護作業を打ち切ったという残念なニュースがあっただけに、この記事を読んだときは植物の生命力に対する驚きとうれしさがこみあげました。 |
| 福島の一葉マツには復興のシンボルとしていつまでも元気でいてほしいと願うとともに、岩手の一本マツの子孫は成長して復興を見届けて後世に伝えてほしいと思います。(ゴン) |