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第1話

「材木屋の在庫棚卸」 第16話 「地球温暖化と木材」
第2話 「材木と大根の値段」 第17話 「今と昔」
第3話 「木造校舎と鉄筋コンクリート校舎」 第18話 「ビール瓶半本分の湿気」
第4話 「野球のバット」 第19話 「首相官邸とシックハウス」
第5話 「花見と桜」 第20話 「熱くもなく冷たくもない木」
第6話 「スギ花粉」

第21話

「街路樹ベスト5」
第7話 「松の木」 第22話 「松茸と椎茸」
第8話 「メートル法記念日」 第23話 「街路樹と台風」
第9話 「赤身と白太」 第24話 「紅葉する木」
第10話 「おっかなそうな材木屋」 第25話 「落葉」

第11話

「ワールドカップと木材資源」 第26話 「木の遮音壁」
第12話 「お化け神輿の鳥越祭り」 第27話 「さよならジャイアンツ松井」
第13話 「ツバメとホルムアルデヒド」 第28話 「木も冬支度」
第14話 「木の町 新木場」 第29話 「クリスマスツリーはモミの木」
第15話 「すし屋とヒノキ」 第30話 「風邪には木が効く」

24・12・2002 「風邪には木が効く」
寒くなってきましたね。
風邪をひかないようにご注意ください。

抵抗力や体力の弱いお年寄りは、風邪をこじらせたりしたら大事になりかねませんからね。

ある老人ホームでケガや心身の不調について調べてみると、施設に木材が多く使われている場合のほうが、インフルエンザや骨折・不眠などの発生率が低いという結果が出ました。
おじいちゃん・おばあちゃんと同居している方は、内装を木質にリフォームしてあげることが最高の孝行かもしれませんね。
インフルエンザ患者(特別養護老人ホーム入居者対象)
   木材使用の多い施設 16.2%
   木材使用の少ない施設 21.4%
本年はこれで最後のコラムになるかもしれません。
コラムを書き出して約一年になります。
これまでお付き合いいただき有難うございました。
木のことを正しく理解し、さらに木を好きになっていただくために、来年はさらに充実したコラムにしたいと思いますので、楽しみにしてください。
皆さんにとって来年は良い年になりますよう、お祈り申し上げます。(タコ社長)
12・12・2002 「クリスマスツリーはモミの木」
今年ももうすぐクリスマスの時期が訪れようとしています。
そこで、今回はクリスマスツリーのお話です。

クリスマスツリーには樅(モミ)の木が使われていますが、なぜでしょうか?

欧州ではモミの木は昔から神聖な木として信仰の対象とされてきたからです。
例えば、モミ材の船を造って海の神「ネプチューン」に捧げました。
また、ゲルマン民族は一年中緑の葉をつけるモミの木を、雪に覆われた白一色の森にあっても緑を絶やさない事から、希望の象徴として崇拝しました。
山岳地帯では、モミの木に住む小人が木に留まり、村に良い事をもたらすという信仰から、花や明かりなどをモミの木に飾り、踊りまわる祭りがあったそうです。
これらがクリスマスツリーの起源と言われています。
皆さんも楽しいクリスマスをお過ごしください。(兄貴6)
03・12・2002 「木も冬支度」
ぐっと冷え込みが厳しくなってきました。
いよいよ冬本番ですね。

そんな中、先日『東海道の松並木68本が「菰巻(こもまき)」と言われる冬支度をはじめた』というニュースを耳にしました。

「菰巻」って何のことだか皆さんご存知でしょうか?
長さ50pほどに束ねた藁を、木の根子から1.5m位の高さのところに巻きつけて冬の間樹木を守る事を言うんだそうです。(私は知りませんでした)
当然冬の厳しい寒さから少しでも守る為にするんだろうなと思ったのですが、実はそうではなく、樹木の隙間などに入り込み、越冬しようとしてくる害虫(マツケムシ・マツカレハ・カメムシなど)から守る為なんだそうです。
何故なら虫たちもより暖かい藁の中に集まってきますよね。
マツカレハなどはその名の通りマツの葉を好んで食べ、最後には枯らしてしまうほど強力な害虫だということです。
そうして一冬越して春の訪れとともに、藁を外し一気に燃やしてしまうというこの害虫駆除作戦、薬品を全く使わないというとことも樹木には嬉しい事ですね。
私も「菰巻」をして女性という害虫から身を守らなくっちゃ!?(正さん)
21・11・2002 「さよならジャイアンツ松井」
おぉ、巨人の松井よ!
おまえも大リーグに行くのか。

寂しくなるな〜。

残念だけどしょうがないな、こうなったら応援するよ。
がんばれ松井!大リーグでたくさんホームランを打ってきてね。
おっと、渡米の際は日本製のバットをお忘れずに。
北海道産の木材アオダモで作ったバットは硬くて粘りがあるのだ。
アメリカにはホワイトアッシュというタモに似た木があるけど、アオダモに比べてちょっと重く、剥離しやすいそうだよ。
バットと共に日本産の質の高さを証明してきてくれたまえ!!(正さん)
08・11・2002 「木の遮音壁」
高速道路の遮音壁って、妙に圧迫感がありませんか?
そんな遮音壁に、数年前から国産スギの間伐材が使われています。

現在、日本全国十数か所に木製遮音壁があります。

関東では、北関東自動車道の高崎JC〜伊勢崎IC間の3,600b、木材使用量は820立方メートルになります。
もう一つ、東北自動車道の大谷パーキングは370b、こちらは周辺景観との調和や利用者へ与える印象緩和を目的に設置してあるそうです。
皆さんの家の周りの塀を、コンクリートから木や竹や緑の生垣に変えてみると、町の雰囲気がぐっと良くなると思うのですが・・・。(タコ社長)
28・10・2002 「落葉」
色鮮やかな紅葉も、その美しい姿を見せてくれるのはほんの束の間、やがて散ってしまいます。
なぜ葉は散ってしまうのですかね。

夏の間は強い日差しを浴びて、葉は養分を蓄えていますが、冬が近づき日差しが弱くなると、葉は十分な養分を得る事が出来なくなってしまいます。

気温が下がると根の働きも弱くなり、木の水分も少なくなってしまいます。
しかし葉は呼吸しているので水分をドンドン蒸発させてしまいます。
冬の間十分な養分を作ることの出来ない葉は、気の水分をも奪ってしまうのです。
そうすると木が厳しい寒さと乾燥から身を守る為に、葉を落とすというわけです。
人の頭が枯れているのをたまに見ますが、木の仕組みと同じなんですかね?
辛口コラムでした(笑)!?(タコ社長)
17・10・2002 「紅葉する木」
ついこの前まで夏真っ盛りといった感じでしたが、今はもう肌寒いくらい、秋ですね。
秋といえば紅葉が私たちを楽しませてくれます。

ちょっと変わった形の葉といえばイチョウ。

東京都のシンボルマークになっているのでおなじみですね。
イチョウには雄株と雌株があって、雌株にはギンナンがなります。
イチョウは漢字で書くと「銀杏」で、学名は「Ginkgo」。
銀杏の読み方を間違えて記してしまったのだといわれています。
他に変わった形の葉はユリノキ。
ハンテンの形に似ているのでハンテンボクとも呼ばれています。
初夏のころに咲く花の形からチューリップツリーという名前もあります。
その他、5〜7枚の小葉が手のひらのように集まっているトチノキや、広い卵形で先端が細くなっているサクラも紅葉を楽しませてくれます。(タコ社長)
07・10・2002 「街路樹と台風」
先日、関東に上陸した台風21号はすごかったですね。
突風で街路樹が倒れている被害状況をニュースで見ました。

街路樹って結構かわいそうな存在です。

植わっているスペースが狭いので、きちんと根が張れず、土にも栄養がないようです。
落ち葉は邪魔者扱い。土に埋めてあげれば堆肥になるのですが、汚いからと掃き捨てられてしまったり…。
枝に生い茂る葉っぱが邪魔だからと、むやみに葉を切ってしまったり。
普通木は根っこから栄養を吸い、元気になると思われているけど、本当は葉っぱでエネルギーを作って下へ運ぶものなのです。
木について知らない事や誤解している事って、結構あるものです。(タコ社長)
20・09・2002 「松茸と椎茸」
当社のコラムを始めて早半年、季節は秋となりました。
秋といえば食べ物の美味しい季節ですね。
そこで食べ物のお話を…。
秋の代表的な食べ物といえば松茸。
ご存知の通り赤松の多くある所に生えています。
では椎茸はどこに生えるか知っていますか?
椎の木に生えるから椎茸と思っている方が多いと思いますが、正解はクヌギやコナラなんですよ。
それも生きている木ではなく、乾燥させて1〜2か月たった木がとてもよいそうです。
名前の由来は椎の木に生えていたからだそうですが、それは大昔の話だそうです。
この季節、キノコ狩りに行って美味しい山の幸を満喫してみてはいかがでしょうか。
たくさん取れたら少し分けて下さい!?(兄貴6)
09・09・2002 「街路樹ベスト5」
車を運転している時や歩いている時、立ち並ぶ街路樹が「ほっ」とさせてくれる一時があります。
全国の街路樹本数ベスト5は、一位:イチョウ(59万本)、二位:サクラ(43万本)、三位:ケヤキ(41万本)、四位:カエデ(32万本)、五位:クスノキ(25万本)です。
世界一長い並木道は日本にあるそうです。
ギネスブックでも紹介されている、両側に延べ37kmの日光杉並木街道です。
約1万3000本、樹齢350〜400年になる歴史ある杉並木なのです。
みなさんも時間を作って杉並木を探索しに出かけてはいかがですか?
きっとすがすがしい心豊かな気分になると思いますよ。(バタヤン)
31・08・2002 「熱くもなく冷たくもない木」
熱伝導率って聞いたことはありますか?
熱が物を伝わって高温から低温へ移動することを熱伝導率と言いますが、木はその熱伝導率が低いのです。
木材は熱を伝えにくい材料で、外壁に使っても内壁に使っても、夏の暑さや冬の寒さを家の中に入れず、熱を外に逃がさないという性質を持っているのです。
木材は暑さ寒さを上手にコントロールしてくれるのです。
残暑厳しい日が続きますが、日中しばらく外に停めておいた車に乗るのって、嫌ですよね。
車が木製だったら車内がもっと快適になるはずなんだけどな…。
木材の熱伝導率は金属の1/200です。(タコ社長)
20・08・2002 「首相官邸とシックハウス」
先日、某週刊誌に「小泉首相が最近おかしいのは、新官邸のシックハウス症候群が影響している!新官邸の壁面には木材を多用しているからだ」というレポートが掲載されていました。
木材を多用するとシックハウス症候群になりやすい…ということはありません。
編集部に問い合わせると「誤解を招いた」との返事でしたが、影響力の大きい雑誌だけに注意してもらいたいです。
まったく!読者が誤解を抱いたまま「木材=シックハウス」なんてイメージを持たれたらどうするんだ!
木材は自然の材料です。
人間にも地球にもやさしい資源です。
最近小泉首相がおかしいのは、少なくとも木材が原因ではありません。
PS:ごく最近のテレビで、新官邸の中庭にある竹が枯れ始めている…、というニュースを見ました。新官邸は人間も植物も腐らせるのか!?(タコ社長)
08・08・2002 「ビール瓶半本分の湿気」
私は十数年前まで屋根の大きな木造の日本家屋に住んでいました。
エアコンのない家でしたが、今のような真夏でも平気でした。
がまん強かったって?
いやいや、家の中に入ると嫌な「べたつき」感がなかったものです。
これは木材にある調湿機能によるものです。
例えば3b×10.5aの柱角は湿気の多い時にはビール大瓶2本半分の水を含みますが、湿気が少なくなるとこれが2本分に減ります。
差し引きビール瓶半本分の水分を湿気の多い時には吸ってくれて、湿気の少ない時には吐いてくれるのです。
もちろん柱が部屋にたくさんあればあるほど効果があります。
でも、最近は柱を壁の中に隠す洋間が多いので、木材の活躍の場が少なくなってしまいました。
(注):水の量をビール瓶で表したのであって、木の柱がビールを飲んだり吐いたりしているのではありません。(笑)(タコ社長)
29・07・2002 「今と昔」
昔の家はほとんど木でつくられていました。
今の家は金属やコンクリート、石油からできる化学製品などが建材として家の外側から内装にまで使われていて、木はあまり見ることがありません。
昔に比べて今の住宅は木製品の少ない家が多いです。
家の他にも、昔私が小さい頃にイタズラで登った電信柱は木からコンクリートの柱へ、鉄道の枕木が木からコンクリートに変わっています。
でも最近、コンクリートに負けた木の電信柱や枕木が古材としてレストランなどの店舗材料に使われるようになりました。
その理由は、たぶん木材に「あたたかい」「やさしい」という良さがあるからではないでしょうか。
今の世の中は石油などの化学製品や金属類があふれています。
そのおかげで私たちの生活は便利になりました。
でもここでもう一度木に囲まれた生活をしてみてはどうでしょうか。
多少不便さはあるかもしれませんが、木は人に良いはずです。
みなさんもう一度木に触れてみてください。(バタヤン)
18・07・2002 「地球温暖化と木材」
しかし暑くなってきましたね。
年々暑くなっているような気がします。
「温暖化を防ごう」ってさかんに言われていますが、日本でも京都議定書で温暖化ガスの削減を約束しています。
政府が国民に求める省エネ策は…
「シャワーを一日一分家族全員が減らす」だったり
「ジャーの保温を止める」などかなり細かい。
地球温暖化対策推進本部(本部長小泉純一郎首相)の皆さん!
下記のデータをご参照ください!
【製造時に消化するエネルギー(炭素放出量)の比率】
  木:1  鋼材:50  アルミニウム:220
現在使用されている鉄製やアルミニウム製の家具や住宅を木製に変える事で炭素放出量を抑制でき、地球温暖化防止につながるというわけです。(タコ社長)
08・07・2002 「すし屋とヒノキ」
寿司屋のカウンターと言えばヒノキですよね。
ヒノキは抗菌性が強いので清潔感があって最高です。
ヒノキのカウンターの前にいると、なんだか気分が和らいでくる鎮静作用があるのです。
だからお寿司が美味しく食べられるのです。
やっぱり寿司屋の店舗にはヒノキがピッタリですね。
ところでヒノキのカウンターの値段はいくらか分かりますか?
長さ4m幅45cm厚7cmの寸法で、品質にもよりますが、だいたい50万円くらいです。
高く感じられますか?
天然の本マグロが一本数百万円はするだろうから、それに比べればヒノキのカウンターは安いものではないでしょうか。(タコ社長)
29・06・2002 「木の町 新木場」
最近新木場内を車で走っていると思うのですが、新木場って変わってきましたよね。
昔は右も左も材木屋さんばかりだったのに、今では運送会社のターミナルだったり、コンビニができたり、すごく変わってしまいました。
時代の流れで仕方ないと言ってしまえばそれまでですが、すごく寂しくなります。
新木場が木の町でいられるように、もっと木の良さをみんなにつたえて木を使ってもらえるようにがんばりましょう。(ゴウ)
17・06・2002 「ツバメとホルムアルデヒド」
ここ数年前から当社の浅草営業所へツバメがやってくるようになりました。
以前は倉庫内に在庫してあるベニヤ板に使われている化学物質接着剤の影響か、ツバメも寄って来なかったのですが、最近は接着剤に使われているホルムアルデヒドの量もだいぶ少なくなり、倉庫内にツバメが巣を作るようになりました。
今年もツバメがやってきて、六羽のヒナが生まれました。
近所の人々や通学途中の子供たちがよく倉庫の天井にあるツバメの巣を眺めていきます。
しかし、そんなツバメの一家に一大事が起こりました。
三羽のヒナが巣から落ちてしまったのです。
命に別状はなかったのですが、よく見ると巣が半分ほど壊れてしまっているのです。
人間の住む家ならば当社の材料で直す事も出来るのですが、ツバメの巣はそうもいきません。
応急手当で巣の下に板を取り付け、仮の巣を置き無事ヒナは成長してくれました。
しかし、来年もまたやってくるのか心配です。(タコ社長)

31・05・2002 「お化け神輿の鳥越祭り」
東京下町では、この時期盛り上がってまいります。
ワールドカップがいよいよ開幕だからではありません。
「祭り」があるからです。
神田・下谷・三社と続々と祭りが続きます。
我が町では6月8・9日に鳥越祭りがとり行われます。
鳥越祭りと言ったら「お化け神輿」と言われる千貫みこしが有名です。
ちなみにこのみこしを支える担ぎ棒は当社が寄贈させていただきました。
長さ6.5メートル、太さ17センチ、木曽ヒノキ約千本の中から厳選した担ぎ棒です。
強度があって粘りがあり、担ぎ手の肩を痛めない軟らかい材としてはヒノキが一番。
6月9日、ワールドカップは日本vsロシアでも、浅草はそれ以上に盛り上がっていますぞ!(タコ社長)

21・05・2002 「ワールドカップと木材資源」 

サッカーファンお待ちかねのワールドカップ日本開催もカウントダウンに入りました。
当コラムでは一足先に「木材資源」のワールドカップを開催します。
木材資源蓄積量第一位は、サッカー優勝候補最有力アルゼンチンのある南米で、970億立方メートル。
第二位は日本と対戦するロシアで、733億立方メートル。
第三位はアメリカのある北中米で585億立方メートルとなりました。
ちなみに日本の木材資源蓄積量は34億立方メートルで大健闘。
あなたの家に使われている木材もいろいろな国の木材かも?
ガンバレ、サッカー日本代表!ガンバレ国内産木材!!(タコ社長)

06・05・2002 「おっかなそうな材木屋」 

意外と皆さん誤解していらっしゃる方が多いらしいので、日本中の材木屋さんの為に私があえて申し上げます。
「皆さん!材木屋のおっちゃん達は決して恐くありません!!」
何のこっちゃ?と思った方はいい人です。意外にも?恐いというイメージを抱いている人が多いらしいのです。
そういう私も入社当時は周りの諸先輩方を見るにつれ「いやぁ〜、おっかなそうな人たちばっかりだな〜」と思ったものでした。
確かに顔だけ見ると厳つい顔ですし、材木を担いでいる時なんかはつい遠ざかりたくなったりも…ありました。
でも本当はいい人達の集まりです。
丸サのマークを街で見かけたら是非お気軽に声をかけて見て下さい。
きっと分かる筈です!!(イマイちゃん)

24・04・2002 「赤身と白太」 

木を切り、丸太の切り口を見ると年輪がありますね。
年輪の中心の赤っぽい色をした部分を「芯材」または「赤身」、そして外側の白っぽい部分を「辺材」または「白太」と呼びます。
お寿司屋さんにいるような気になりますが、「赤身」は「白太」の細胞が死んで変質したもので、硬くて腐りにくく、虫に強いことから家の構造材に使用します。
逆に「白太」は水分の多いところです。
材木屋では「白太」より「赤身」のほうが高級ですね。
ちなみに「赤身と白太」の両方が入った木材を「源平」といいます。
これは昔々、源氏と平家が赤旗と白旗に別れて戦ったことを由来にしています。(タコ社長)

11・04・2002 「メートル法記念日」 

4月11日はメートル法記念日だそうです。
大正10年のこの日、法律によってメートル法使用となりました。
古来から日本で使われていた尺貫法が廃止されて、メートル法が完全に実施されたのは昭和34年以降だそうです。
物をはかる単位を国際的に統一させようという運動だったのですが、現実には単位を増やしてより複雑にしただけでは…
今でも尺貫法はいろいろな所で使われています。
私たち材木業界も「間」「尺」「寸」「分」などの単位が幅をきかせています。
さらに最近は外材が多量に輸入されるようになり、「インチ」などの単位も使われるようになりました。
もうごっちゃごちゃですな。(タコ社長)

08・04・2002 「松の木」 

今回は松の木についてお話を…。
松の木は建築や家具として使用されているのは知っている方が多いと思いますが、「松ヤニ」が色々なものに使用されているのをご存知ですか?
バイオンリンの弓やハンドボールの滑り止め、琥珀も松ヤニで出来ています。簡単にできますよ。
また「松の葉」には血液をきれいにし、動脈硬化を予防する働きがあるので、お風呂に入れたりしてみてはいかがでしょうか。
松の木は材木としてだけではなく、色々な使い方が出来るのです。(兄貴6)

26・03・2002 「スギ花粉」 

全国1000万人を超える花粉症の皆さん、桜は散り始め、杉の花粉もピークを過ぎようとしています。
今年花粉症になった友人から、「材木屋は杉材を扱っているから花粉症になりやすくない?」と言われ、思わず笑ってしまいました。
「杉より、ランバーコアの芯材などに使われるジェルトンの粉や、雲杉のおが屑のほうがよっぽどくしゃみが出るよ。奥多摩の営林署の人が言ってたけど、杉の山に入っているときはなんともなくて、青梅まで下りて来ると途端にくしゃみが出る…とか。杉の花粉だけが悪いんじゃなくて、車からでるチッソ酸化物などと混じってアレルギー反応が出やすくなるらしいよ。でも最近、杉の花粉量は増えているね。原因は戦後植林された杉が50年経って伐採時期を迎えているんだけど、安い外材が輸入されてコスト的に合わなくなったからなんだ。山に放置された杉の悲鳴が花粉なのかもしれないな」
「そうなんだ。日本の木を使えば花粉症は減るんだ。」(AKIO)

14・03・2002 「花見と桜」

花見の季節がやってきました。

日本人は花見が好きですね。もちろん私も好きです。
花見といえばやっぱり「桜」でしょう。
「桜」の種類は約300種あると言われていますが、一番メジャーなのは「ソメイヨシノ」ですね。
この木は江戸時代末期に、東京は巣鴨の染井村で人工配合してできたものです。
ちなみにお花見を庶民に広めたのは八代将軍徳川吉宗。
1717年に隅田川のほとりに「桜」を植林したのが花見の始まりだそうです。
ありがとう八代将軍!おかげで今年もおおいに飲みまくりますぞ!(タコ社長)

27・02・2002 「野球のバット」

日一日と暖かくなっていく今日この頃ですが、全国8000万のプロ野球ファンの皆様、お元気でいらっしゃいますでしょうか?
今シーズンの開幕もあと一ヶ月余りとなりましたが、今回はあの読売巨人軍の強力な200発打線を支えるバットのお話を少々…
バットの素材となる樹種といえば「アオダモ」が有名ですが、実はこれは現在大変少ない貴重な木となっていて、プロ野球選手といえども簡単には手に入らなくなってきています。
現在町のスポーツ用品店等に置いてあるバットは、ほとんどが「ホワイトアッシュ」という米国の木で作られたものです。
タモの仲間としてはこの他「トネリコ」「ヤチダモ」などがありますが、バットになってしまってからはほとんど見分けがつかないでしょう。
あとは使う選手の好み次第というわけです。
ちなみに選手一人あたり年間約100本発注するそうです。
ガンバレ松井!目指せ三冠王!(正さん)

19・02・2002 「木造校舎と鉄筋コンクリート校舎」

立春が過ぎたとはいえ、まだまだ寒いですね。

お子様は風邪など引いていませんか?

この三十年あまりの間に、木は燃えるからといって木造校舎が消え、鉄筋コンクリートの校舎になりました。

子供が風邪を引く率は鉄筋コンクリート(RC)校舎では22.7%なのに対して木造校舎は10.8%という統計があります。

もっと言うと木材は紫外線を吸収し、RCは光を反射するため、RC校舎では木造に比べて近視になる子供が2倍だそうです。

ストレスのたまり具合も木造はRCの半分。登校拒否、学級崩壊も木造校舎のほうが少ないそうです。

私も木造校舎で教育をうけていれば…?(タコ社長)

08・02・2002 「材木と大根の値段」

「材木は高い」ってイメージ、みなさんもっていませんか?

ところが実際は大根よりも安いのです。
大根と材木を無理やり比較してみましょう。
一年でできる大根は直径6cm長さ30cmで一本約100円。
立方bに換算すると10万円になります。
一方杉の材木は製品になるのに30〜50年はかかり、立方bにすると6万円くらいです。
いかに材木が安いか分かっていただけたでしょうか。(タコ社長)

31・01・2002 「材木屋の在庫棚卸」

いま在庫棚卸の最終チェックをしています。

材木の値段は「一本いくら」ではなく、「立方bあたりいくら」で決まります。

たとえばツガ材4000o×90o×90o=0.0324立方b

1立方b3万円だとすると30000×0.0324=972円/本となるのです。

ちょっと面倒くさいでしょ。

一本丸ごと売れればまだいいけど、3000oでカットするとあとの1000oは在庫になります。

材木屋の在庫棚卸は時間がかかるのでした。(タコ社長)

 

2008年 更新   
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